WORKS実績紹介
受け継がれてきた「職人の心」を核とした 老舗和菓子店のリブランド
合資会社 村上製菓所
WORKS実績紹介
受け継がれてきた「職人の心」を核とした 老舗和菓子店のリブランド
合資会社 村上製菓所
明治44年に創業された金沢の和菓子店、村上製菓所 との出会いは 2011年の秋。ちょうど創業100年目を迎えられたタイミングでした。
与えられた課題は運営するふたつの店鋪ブランド「和菓子村上」と「和音 (わおん)」を、名称を変えることなく同じ “村上ブランド” として近づけていくこと。そして、2015年の金沢新幹線開通に向けてコミュニケーションを整えることでした。
クライアント | 合資会社 村上製菓所 |
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業種 | 和菓子の製造・販売 |
Webサイト |
ブランドサイト:https://www.wagashi-murakami.com/ オンラインショップ:https://shop.wagashi-murakami.com/ |
このプロジェクトの提供サービス | シンボルロゴ・グラフィックエレメンツの開発、パッケージデザイン、WEBサイト制作(ブランドサイト/オンラインショップ) |
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ブランドの再定義
「和菓子村上」と「和音」ふたつの店鋪ブランドのアイデンティティである “村上ブランド” を探るためにヒアリングと現地取材を行いました。印象的だったのは「製餡から作っているお店って、意外と少ないんですよ。」という社長の言葉。
和菓子の代表的な食材である餡の製造は、原料となる小豆の品質を見極めながら各工程で微妙に塩梅を調整し、さらにさまざまなお菓子に合わせて炊き分けるという手間がかかるもの。そのため自社では作らず専門業者から仕入れるお店も多いというのです。村上製菓所では創業当時から自社の餡職人により伝え守られてきた餡を、炊き立ての美味しさのままお菓子にできるということが強みであり誇りとになっていました。
2
デザイン設計
シンボルマークを軸に、喫緊の課題だった販売チャネルと各店鋪間でのブランドイメージを統一するための、ビジュアル・アイデンティティを設計。シンボルロ ゴが伝える哲学を視覚的にも強めるため、村上お菓子づくりの肝である製餡を象徴する “小豆” のグラフィックを開発しました。2つの要素を柔軟に組み合わせ各ツールに展開することで、店頭から購入商品へとつながるコミュニケーションの強化を図りました。
3
コミュニケーションツール開発
金沢有数の観光名所をはじめ、話題性のある好立地への出店を進めている村上は、店鋪自体が強力なブランドの発信メディアです。店頭で使用されるPOPをはじめとしたツールの見直しと併行して、その店頭へとお客様を導くWEBサイトのリニューアルを進めました。
ブランドサイト
https://www.wagashi-murakami.com/オンラインショップ
https://shop.wagashi-murakami.com/成果
2013年11月にリニューアルスタートしたオンラインショップ
2015年の売上は 前年度比 91%UP
株式会社 キャップスアソシエーション
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷1-20-12
Tel. 03-5770-1751 / Fax. 03-5770-1747